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グラウンドの外から支えてくれてる人たちがいるからこそ
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一年 藤堂
2007/1/20
「明日からオレ、練習に戻ることになったし・・・」 有働は部室でドリンクボトルを洗いながら、 一年全員に聞こえるように言うた。 「・・・・・・・・」 皆、無視をする。 地味な裏方仕事にうんざりしてるやろうから、 練習に戻れて、さぞ精々したことやろう。
すると、有働はオレの方を向いて 「でも、これからはできるだけこういう仕事もするつもりや」 ハッキリ言い切った。 「え・・・・」 皆、アホみたいに声を揃えて有働を見た。 「オレ、レギュラーという立場に甘えてたことがよぉわかったんや。 グラウンドの外から支えてくれてる人たちがいるからこそ、オレは走れる。 そういうこと、全然気がついてへんかった」 「・・・・・・・」 「確かに皆のこと、わかってへんかった。 この前は偉そうなこと言うて、ごめん」 有働は頭を下げて謝った。
(続く)
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